不妊整体・不妊鍼灸について

【姿勢と酸素について】

肺で酸素を取り込んで、肺から血管を通って全身の細胞へ運ばれます。酸素は細胞の中でエネルギーを作りだす働きがある為に筋肉・内臓・脳・神経の働きが高まります。

しかし姿勢が悪くなってしまうと、胸が開かなくなってしまうと呼吸が浅くなり酸素をしっかり取り組むことが出来なくなってしまいます。酸素がしっかり体の中に取り組むことができないということは細胞にいく酸素の量が減ってしまい細胞の中でエネルギーが上手く作らないということになってしまいます。

そうなると内臓もちろん子宮や卵巣も本来のエネルギーが上手く働かない為に働きも弱くなってしまいます。

【姿勢矯正】

前胸部を緩めてあげて、背中の筋肉を働くようにすることによって胸が開き姿勢を良くなると、呼吸が深くできるようなります。そして、酸素をしっかり体の中に取りくめるようにしていきます。

呼吸を行うときに働く筋肉である呼吸筋としては、横隔膜、肋骨の間の筋肉にある筋肉の内肋間筋、外肋間筋、首の筋肉の胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋、お腹の周りの筋肉の腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋、腹横筋があります。これらの筋肉が硬くなってしまい収縮がしっかり出来なくなってしまうと呼吸が浅くなり酸素をしっかり取り込むことができなくなってしまいます。

硬くなってしまった首の筋肉である胸鎖乳突筋、前斜角筋、中斜角筋、後斜角筋をマッサージして緩めることによって呼吸がしっかりできるようにしていきます。

腸腰筋とは・・・大腰筋と腸骨筋を合わせて筋肉のことを言います。大腰筋は背骨（胸椎12番～腰椎）から股関節のモモの骨（大腿骨）までついている筋肉です。腸骨筋は骨盤の前面（腸骨内面）から股関節のモモの骨（大腿骨）までついている筋肉です。

腸腰筋は骨盤内臓器の卵巣の下を走行しています。その為腸腰筋を緩めてあげることによって、卵巣にもその刺激が入り血流改善にも繋がってきます。

腹部の調整の所でもお話させて頂いたのですが、内臓が下垂してしまうと子宮、膀胱などが圧迫されてしまい子宮なども血行不良を起こしてしまう原因にもなってしまいます。

骨盤底筋は骨盤の一番下にある筋肉で、内臓を下から支えています。その為、骨盤底筋が弱くなってしまうと内臓を下から支えられなくなり内臓が下がってしまう原因にもなってしまいます。

骨盤底筋を鍛えて、内臓下垂を改善していきます。

ふくらはぎは第二の心臓と言われるぐらい、全身の血流改善に関係しています。ふくらはぎが硬く収縮と弛緩が上手くできなくなってしまうと骨盤内臓器の血流も悪くなってしまいます。

そして、性器の成熟および生殖機能に関係する経絡が腎・脾・肝の経絡が脚には走行しています。ふくらはぎをマッサージずることによって経絡の流れを良くして生殖機能の働くを改善できるようにしていきます。