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「腸内環境」とは、腸の中の細菌や微生物たち(腸内細菌叢で腸内フローラとも言います)のバランスや状態のことを指します。
腸の中には、
この3つの菌が、100兆個以上、約1000種類も共存しています。
この菌たちのバランスが良い状態を「腸内環境が良い」と言い、バランスが崩れると「腸内環境が悪い」と表現します。
どんなに良い栄養を取り入れても、それが消化•吸収がしっかりできる腸でないと意味がなくなってしまいます。その為腸内環境を良くすることが基本となってきます。腸内細菌はビタミンやホルモン、幸せ物質と言われる※セロトニン、ドーパミンの合成、そして免疫細胞の活性化などもしてくれています。
※セロトニン低下は不妊(生殖機能)関連性はエビデンス・メカニズムなどで報告されています。
その為、腸内環境が悪くなると、子宮内環境の悪化、卵子の質の低下、」便秘や下痢になったり免疫力の低下して風邪を引きやすくなったりアレルギー症状を引き起こしたり、大きな病気を発症したりすることもあります。
腸は消化や吸収の働きだけではなく、神経・ホルモン・免疫を介して脳と密接に連携しています。そして「腸管神経系」と呼ばれる自律的な神経ネットワークが存在しする為「第二の脳」と呼ばれています。
腸は『第二の脳』と言われるくらいですので、脳と密接な関係があり、気分や感情、不安やストレス、うつ症状に影響するとても重要な臓器になります。
以下に詳しく説明させて頂きます
【第二の脳と言われる理由】
【①神経細胞の多さ】
腸には約1億個以上の神経細胞が存在し、これは脊髄や末梢神経系に匹敵する数となります。消化運動や血流調整、分泌などを自律的にコントロールできます。
【②脳から独立して働ける】
腸の蠕動運動や分泌は、脳からの指令がなくても腸自身で自律的に調整できます。
【③脳と腸の双方向の関係(腸脳相関)】
腸からはセロトニン(幸せホルモンの約90%が腸で産生される)やドーパミンなど、気分や感情、消化運動に関わる神経伝達物質が分泌されます。
腸には身体全体の約70%の免疫細胞が集まっています。腸内環境が悪化すると炎症性サイトカインが分泌されこれが血流を介して脳に影響しうつ症状や不安の悪化に影響すると考えられています。
腸内細菌が脳の発達や気分障害に関与しているという研究も進んでおります。
【④ストレスや感情との関係】
脳と腸が迷走神経などを通じて密接につながっています。その為、腸の状態(食物有る無し・炎症・疲労・など)を脳に伝えたり脳から腸へ指令を送ったりしています。強いストレスや緊張するとお腹が痛くなったり、便通が乱れたりするのは、この脳と腸が迷走神経などを通じて密接につながっているからなのです。
この場合の「腸」は 小腸と大腸を含めた全体 を指しています。
腸には、小腸と大腸があります。小腸と大腸は「消化・吸収の場」として有名ですが、それに加えてホルモン分泌や免疫機能でも非常に重要な役割を担っています。
働きの面で小腸と大腸は異なる点があります
・小腸:栄養吸収が主役。腸内神経系が発達していて、腸の蠕動運動を制御。
・大腸:水分吸収や腸内細菌との共生が中心。細菌が産生する物質が脳に影響を及ぼすことも大きい。
神経ネットワークの観点では 小腸の機能が強調され、 腸内細菌との関わりでは 大腸の役割が大きいようです。
以下に詳しく説明させて頂きます
【小腸について】
小腸は 十二指腸 → 空腸 → 回腸 の順に続いていて、主に栄養の消化・吸収を行います。
(働き)
①栄養の消化・吸収
②ホルモン分泌
・セロトニン(幸せホルモン)
主に 小腸から分泌されます。体内のセロトニンの 約90%以上 が腸で作られる
その他にも、ドーパミンや消化管ホルモンのセクレチン、コレシストキニンなども分泌されています。
③免疫機能
免疫組織(パイエル板)で病原体を監視しています
【大腸の働きについて】
大腸は 盲腸 → 結腸(上行・横行・下行・S状) → 直腸 → 肛門 と続きます。
①水分と電解質の吸収(Na⁺再吸収、K⁺分泌)。水分吸収により便が形成される。
②腸内細菌の働き
③ホルモン分泌
ドーパミンの分泌(大腸と小腸の両方で分泌されますが、大腸で作ることが多い)
その他、GLP-1, GLP-2(L細胞)PYYなどを分泌
④免疫機能
腸内細菌との関りが大きく、腸内細菌のバランス維持が免疫にとても重要とされています。
腸内環境を整えることは、健康全般に非常に大きな影響を与えます。
そして「腸」と「子宮」「卵巣」は一見関係がないように思えますが、実は腸内環境の状態が子宮の健康や女性の生殖機能に大きく影響を与えることが、近年の研究でわかってきています。
腸内環境が子宮や卵巣に及ぼす影響について説明させて頂きます。
腸内には「エストロボローム(estrobolome)」という、エストロゲン(女性ホルモン)の代謝に関与する腸内細菌群が存在します。
腸内環境が整っていると、過剰なエストロゲンを適切に代謝・排出できる。逆に腸内環境が悪化すると、エストロゲンの再吸収が増え、ホルモンバランスが乱れてしまいます。
腸内環境の悪化によって、月経不順、PMSの悪化や子宮内膜症、子宮筋腫、PCOS(多嚢胞性卵巣症候群)のリスク上昇や、卵巣機能の低下(卵胞の育ちが悪くなる)など不妊の一因にもなると言われています。
腸内環境は、免疫機能の調節に重要です。腸内の善玉菌が少なくなると、慢性炎症や自己免疫反応が起こりやすくなり、これが子宮内膜症や慢性子宮内炎症の原因になることがあります。
骨盤内で、腸と子宮はすぐ隣に位置しているため、内臓下垂や腸の慢性的な炎症や便秘などで腸が硬くなると子宮への圧迫・血流の悪化につながり、生理痛の悪化や排卵障害を招く可能性もあります。
腸内細菌は糖代謝やインスリン感受性にも影響を与えています。腸内環境が悪化すると、インスリンの働きが鈍り、血糖値が高い状態が続くことで、インスリンの分泌が増え、それが卵巣への過剰な刺激となりPCOSの発症に影響を及ぼします。インスリン抵抗性(血糖が高いと体がそれを下げようとしてインスリンを多く分泌し、これが続くと、細胞がインスリンの効果を感じにくくなること)はPCOSの根本原因のひとつです。
【なぜ、インスリン抵抗性はPCOSの原因の一つの原因になるのか説明させて頂きます】
①インスリンは血糖を下げるだけでなく、卵巣の働き(特に男性ホルモンの産生)にも影響します。インスリンが高いと、卵巣のテカ細胞が過剰に刺激されて、アンドロゲン(男性ホルモン)が増加します。
②過剰なアンドロゲンによって、卵胞の発育や排卵が妨げられることがあり、多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)のような状態が引き起こされることもあります。
③つまり、「血糖値が高い → インスリンが増える → 卵巣が刺激されてホルモンバランスが崩れる → 卵巣への過剰な刺激」といったメカニズムです。
腸内環境が乱れると、腸壁のバリアが弱まり、「腸漏れ症候群」と呼ばれる状態になることがあります。それによって、腸の粘膜が損傷し、体内の慢性炎症が起きたり、本来は通過できないはずの未消化の食べ物の成分、毒素、細菌などが腸壁を通過して血流に入ってしまいます。
慢性の炎症が起きることによって以下のようなことが起こる可能性があります。
①卵巣周囲の慢性炎症 → 排卵障害
②卵胞の成熟が阻害される
③子宮内膜の炎症→着床しずらくなる
④早発閉経のリスクに影響する可能性も(研究段階)
【腸内環境を改善する為の対策】
①腸内細菌のなかの善玉菌を含んだ食品をとること、②善玉菌のエサになる食物繊維を多く含んだ食材をとる、③オリゴ糖をとる、④オメガ3脂肪酸をとることによって善玉菌が増やしていくことが大切になってきます。
腸内細菌には善玉菌、悪玉菌、そのどちらでもない日和見菌にの3つに分けられます。お互いに関係し合い、バランスをとりながら働いています。
①腸内細菌のなかの善玉菌を含んだ食品をとる
『善玉菌』の代表的なものが乳酸菌やビフィズス菌、酪酸菌です。納豆、漬物、味噌、醤油、塩麹、ナンプラー、鰹節、酒粕などの発酵食品があります。
②善玉菌のエサになる食物繊維を多く含んだ食材をとる
食物繊維は、穀類やわかめなどの海藻類や果物類、野菜類、豆類に多く含まれています。食物繊維を含む食品として穀類(さつまいも、里芋など)野菜類(おくら、ごぼう、ネギ、生姜、シイタケ、インゲン豆など)海藻類(昆布、わかめなど)豆類(大豆、納豆、おからなど)や果実類(アーモンド、プルーン、クルミ)などがあります。
③オリゴ糖を意識的にとる
オリゴ糖は善玉菌の餌になる糖でプレバイオティクスの代表格になります。たまねぎ、ニンニク、バナナ、はちみつ、豆類に含まれています。これらの食品がなかなか摂れない方はサプリメントを活用するのも良いと思います。
腸の炎症を抑えてくれる、オメガ3脂肪酸を含むサバなどの青魚や亜麻仁油、えごま油などを摂るようにして下さい。
腸内環境を整えるために乳酸菌を多く含む食品と食物繊維やオリゴ糖、オメガ3脂肪酸を含む食品を意識して積極的に取り入れましょう。
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